« 2008年6月 | メイン | 2008年8月 »

2008年7月13日 (日)

大朝日岳

大朝日岳
登山道整備打ち合わせが終わったら絶景が待ってました。

2008年7月10日 (木)

イノシシ

 7月8日は動物の講習会に出席、気になることがあった。それは、近年イノシシの分布が広くなっていることだ。先ず北上が著しい。さらには宮城県から県境を越えて山形県に侵入、既に上山市には群れが形成されており、南下して米沢市・川西町・白鷹町まで広がっている。これまで生息が不可能とされてきた積雪地への進出も著しいらしい。

 イノシシの農業被害は年間55億円、古来それを防止するために万里の長城のようなイノシシ垣を巡らせてきた。またイノシシを銃で捕殺することは難しいとのこと、必然的に罠猟が中心になるが、これは無差別に仔クマまで殺してしまうことになるらしい。

 外来動物の繁殖に加えて在来種の分布が変化している。この理由を単純に地球温暖化とは片付けられない。背景には山村の疲弊と里山の荒廃が指摘されているのだ。

 幸い私の住んでいる町までイノシシは来ていないが、ニホンジカは発見されている。厄介なことにならなければ良いのだが。

2008年7月 5日 (土)

飯豊山頂

飯豊山頂
雲の中です。

お花畑

お花畑
チングルマの群落

御前坂

御前坂
ホソバヒナウスユキソウ

御秘所

高山植物お花畑です

御沢とヒメサユリ

御沢とヒメサユリ
飯豊山頂は雲の中ですが、これから切合に向います。

御坪

御坪
いまヒメサユリの花園にいます。

2008年7月 4日 (金)

スポーツクライミング

日本山岳協会公認クライミング競技C級審判員資格認定講習会を受講された方のblogに、日本体育協会が「世界大会のない競技は(国体から)廃止」の方針を打ち出し、これに対応して日本山岳協会は今年の国体から「リード競技・ボルダリング競技」のみとすることにしたと掲載されていた。

私の所有している審判資格は1992年に山形で開催されたべにばな国体のために取得したものであるから、本来なら資格喪失であるのだが、移行期間として地方の予選大会なら認めるらしく、なんと山形県予選会と東北予選会の審判長を仰せつかった。

東北大会では実際のジャッジは新しい資格を持っている方が行うので、言わば御神輿のようなものかも知れない。

珍しく日本山岳協会の会議等に顔を出すと、協会幹部の方々は日本体育協会が唱える競技至上主義(当たり前だが、スポーツ=競技=試合の成績が重視され、オリンピックを頂点とする大会で優秀な成績を得るための選手育成が目的になっている)と、多様な形態を前提とする登山との間で苦悩する様子が痛々しく感じてしまう。

山に親しむ方々は多いが、室内のクライミングを競技として実践している方は、地方においては数えるほどである。

このため、クライミング人口の少ない都道府県山岳連盟(協会)レベルにおいては、国体は重荷以外の何物でもないのが現実ではないかと思う。

都道府県体育協会も、国体の天皇杯・皇后杯寄与度によって少ない予算を各競技団体に傾斜配分をする。その予算は国体選手強化に使用されるが、実際は各団体のさらなる持ち出しとなる。

勝利を目指さない、そもそも人と競うことを念頭に置かない方が圧倒的多数を占める登山という行為には、国体はなじまないのだろう。

しかし国体にない競技団体が所属していることは、日本体育協会の方々には理解が難しいことも分かるような気がする。

こんな思いを抱きながら、725日から東北予選会が始まるが、引き受けた以上は選手の方々に対し恥ずかしくない審判をしたいと願い、チンプンカンプンのカタカナ語と格闘している。

新しい本が届きました

新しい本が届きました
暫く前に原稿を送信したものが本になりました。

最近の写真

  • 北また岳山頂
  • もんない小屋
  • 北また岳
  • じがみ山
  • 飯豊山
  • えぶりさし岳
  • 西俣峰
  • 日の出